株式会社ジェーシービー （以下：JCB）が世界の主要7都市に設置しているJCB会員様専用のJCBプラザ ラウンジ。中でもオペラ座に近い、パリの一等地にあるJCBプラザ ラウンジ・パリは、パリ旅行を楽しまれるお客様にとって欠かせない場所です。

この度、2024年7月に「JCBプラザ ラウンジ・パリ」が大幅にリニューアルされました。そこで今回はパリ拠点の田村さんとプラザスタッフの皆さんに、リニューアルのポイントやより魅力的になったサービスなどについてお話を伺いました。

オペラ座からすぐの好立地にあるJCBプラザ ラウンジ・パリ

JCBプラザ ラウンジ・パリの強みは、抜群の立地です。ヴァンドーム広場やオペラ座のすぐ近くで、カルティエ本店の目の前に位置しています。空港シャトルバスや地下鉄からもアクセスしやすく、非常に便利です。

旅行関連の会社やビジネスクラスの空港ラウンジとは違い、JCBプラザ ラウンジはプレミアム会員から一般会員の方まで全員が利用できます。また優待店情報など、おトクな情報も得られる点も魅力です。
 
また、パリには公共のトイレが少なく、不便に思われる方も多いと思います。細かい点になりますが、JCBプラザ ラウンジ・パリに来れば、同フロアにあるトイレを無料で利用できるのも便利です。また、パリでは珍しく広いエレベーターを設置しており、快適にラウンジまでお越しいただけます。

お客様ニーズの変化に合わせた最適なサービスの実現が目的

リニューアルに至った背景

2011年の設立当初、ツアーやガイドブックを活用して情報を得る旅のスタイルが一般的であり、プラザスタッフに相談・質問に来られるお客様も多くいました。
しかし現在では、スマートフォン等自分のデバイスで簡単に情報を取得できる時代になり、旅の途中で休憩をしながら情報を調べ、スマートフォンの充電ができるサービスがより必要になっていると感じました。
現在もプラザスタッフに相談・質問に来られるお客様はいらっしゃいますが、お客様の旅のスタイルも変化していることから、同じサービスを提供し続けるだけでは対応できないという認識から、今回のリニューアルを決意しました。

内装リニューアルのコンセプト

店内のコンセプトは「パリのカフェ」です。向かいにあるカルティエ本店などの風景を楽しみながら、ゆっくりとくつろげる空間を提供しています。
内装は以前よりも明るい雰囲気にしました。グリーン基調にナチュラル素材とデザイン、明るい色調の家具や二重天井のソフトな間接照明で、スタイリッシュなパリのイメージを演出しています。

以前のJCBプラザ ラウンジ・パリの内装は重厚なイメージで、ワインカラーとブラウンを基調とした落ち着いた色調でした。一方で、座席数が少なく、繁忙期には座れない方が出ることも課題でした。

リニューアル時のこだわりポイント

今回のリニューアルでこだわったのは、パリ観光の途中に立ち寄っていただいた会員様にゆっくりとくつろいでもらうこと、そして、パリ観光を最大限楽しんでもらうことでした。
 
そのために、ゆっくりくつろげるカフェをイメージしてスタイルと雰囲気をパリのトレンドに合わせて変更しました。また、同時にご利用いただける人数の増加、美味しいコーヒーの提供、スマホの充電設備や荷物預かりロッカーの導入等も行いました。さらに、待ち時間の短縮やセキュリティ面の改善も行いました。
 
フロア面積は以前と同じですが、レイアウトをより使いやすい形に変えました。リニューアル前は16名で満員になっていましたが、今後は30名ほどのお客様に同時にご活用いただけるようになりました。
 
さらに、これまでのサービスはコンサルティング中心でしたが、スマートフォンの普及など、この機会に時流に合わせた変更を行いました。ポリシーや案内などの情報は、すべてQRコード（※）からJCBのWEBサイトへ遷移させてご自身のデバイスで確認できます。
 
もちろん、セルフサービス化やデジタル化を進めつつも、現地在住のベテランスタッフが旅行のサポートを直接行うサービスも継続します。長年にわたりこのラウンジで皆様の旅行をサポートしてきた豊富な経験があり、現地情報のご案内やJCBカードをご利用いただける店舗のご予約サポートなど様々なサービスを提供できるのも、JCBプラザ ラウンジ・パリならではの強みといえるでしょう。

※QRコードは(株)デンソーウェーブの登録商標です

KIOSK端末の導入によるセキュリティと利便性向上

今回から、入り口にKIOSK端末（店舗や公共施設などに設置されている自立式の小型情報端末）を導入しました。カードリーダーにJCBカードを読み込ませることでJCBカードが有効であると認識されると、扉が自動的に開く仕組みです。誰でも自由に入れる状態を防ぎ、セキュリティ強化することで、今まで以上に安全・安心にお過ごしいただけるかと思います。
 
また、スタッフデスクにある番号発券機が10月よりバージョンアップし、エントランスのKIOSK端末で希望するサービスを選んでいただくと、発券されるQRコードに番号が表示され、待ち時間が短縮になり、スムーズに案内ができるようにもなります。日本の会員様だけでなく、海外の会員様にも対応するため、KIOSK端末では日本語か英語を選択することも可能です。

また、お客様の利便性を考え、当日の再来店時は、KIOSKで入店時に発券されたQRレシートを自動ドア左のリーダーにかざせばドアが開くようになっています。

ドリンクコーナーもリニューアル

入口の裏側にはドリンクバーがあり、新しいコーヒーサーバーを導入しました。カフェラテやエスプレッソなど、さまざまな種類のコーヒーをお好みで選択することが可能です。また、紅茶やミントティーもご用意しており、選ぶ楽しさを提供しています。
 
入り口周辺には給水機もあり、冷たいお水、常温の水、炭酸水（柔らかい炭酸と強めの炭酸）といった4種類のドリンクが楽しめるウォーターサーバーを設置しています。ドリンクサービスも非常に充実しているのが特徴です。

スーツケースも収納できるロッカー

以前はスタッフがバックスペースでお預かりしていましたが、リニューアル後はセルフサービスのロッカーを導入しました。下段のロッカーは高さのある設計になっており、スーツケースなど大きな荷物も入ります。

JCBプラザ ラウンジ・パリは、空港に向かうバスの発着場にも近く、ホテルをチェックアウトした後、荷物を預けて手ぶらで観光や休憩を楽しんでいただけます。出発便が夜の場合、荷物を預けた後、ゆっくり過ごしてから空港へ向かうことが可能です。今回、オフィスの改装を検討した際に、他の場所への移転も検討しましたが、最終的に「この便利な立地は譲れない」と判断しました。

JCBプラザ ラウンジ・パリが提供するサービス

現地おすすめ情報/優待情報の提供

自動ドアから店内に入ると、すぐに2台のサイネージパネルが目に入ります。
ここでは、JCBカードがご利用いただける店舗紹介やレストラン、ショップのJCB優待情報を表示しています。これまでスタッフが口頭で説明していた情報を、ビジュアルで分かりやすく提供することもできるようにリニューアルしました。
掲載される加盟店様にとっては、JCB優待情報を通じて多くのお客様を誘引できるのがメリットです。そのため今後は、カード会員様だけでなく、加盟店様に対しても興味を持ってもらえるよう、店舗にも足を運んでもらうことを検討しています。加盟店様も「こんな素敵な場所で紹介してもらえるなら、来年も優待を継続したい」と考えてくれるでしょう。サイネージを活用することで、お客様と加盟店様の両方が満足するツールとなることを目指しています。

パリのJCB会員様優待情報

ここでパリを知り尽くすラウンジスタッフイチオシのキャンペーンや優待をご紹介します。
キャンペーンや優待はJCBの旅情報サイトである「たびらば」に多数掲載しているのでぜひチェックしてみてください。
▶　たびらばはこちら

JCB会員様は、パリでさまざまな優待をご利用いただけます。「LE TRAIN BLEU」は、古いリヨン駅構内の内装を国がそのまま保管していたものを使っている、ヴェルサイユ宮殿のようなイメージの有名なレストランです。ここでは、JCB会員様向けのスペシャルメニューを提供していただいています。選べるアラカルト3品に加え、食前酒とワイン、ミネラルウォーターにコーヒーまで付くので、アラカルトでオーダーする場合に比べかなりおトクです。

フランスの最大手「GALERIES LAFAYETTE」デパートでは、長年にわたり良好な関係を気づけているため、お値段に応じてプレゼントがもらえる特典を提供してくださっています。

パリ近郊最大のアウトレットモールである「La Vallée Village」では、どの店舗も33%以上の割引価格で商品が購入いただけます。

日本からのお客様であれば「エミ トラベル パリ」さんは、パリ市内外を含めたフランスのさまざまなツアーに参加できるので人気があります。プライベートツアー、混乗ツアー、空港送迎サービス、ミールクーポンの通常料金から10%引きです。

パリを満喫できる快適な空間をぜひご体感ください

パリの一等地で観光やショッピングを楽しまれるお客様に、JCBプラザ ラウンジ・パリは快適でパリを感じられるおしゃれな空間を提供しております。お買い物や観光の途中でご休憩されるのに最適です。居心地も良く、おトクな情報も得られます。パリにお越しの際には、ぜひJCBカードを持ってJCBプラザ ラウンジ・パリにお立ち寄りください。JCBとともにご旅行を楽しんでいただけたら嬉しいです。

※2024年6月にインタビュー実施。情報はインタビュー当時のもの。